brilliant loss

なんかそう言う感じの。

Boogie.

ひとつ前の記事で、諦めが悪い的なことを書いていたのに、

もうこころが折れかけてることに自分で苦笑いする。

 

あまりにどうしようも手立てがなくて、

風呂に入りながら、「風と光と二十の私と」(講談社文芸文庫)を読んだ。

正確には「三十歳」を読んだ。

坂口安吾だ。

 

この文庫を最初に買ったのは、初版の1988年。

中学で安吾に手を出してる時点で痛いのだが、好きだったのだ。

文庫にしてはバカ高いのに買った。

その後人に貸して、無くなり。買い直し。

また自分で失くして、買い直し。これは3冊目か4冊目だ。

 

連作のこの文庫を袋小路にハマるたびに読みなおし、

安吾先生よりはまだなんとかと思いながら生きてきた。

 

けど、40歳になるいま読んでみて、気がついた。

安吾先生と同じくらい、いや自分の方が下卑で駄目なやつだった。

 

安吾先生にならって、

どこかに引っ越してただ何もせず、彼女を想い続けるのもいいかもしれない。

 

それくらいの諦めの悪さはまだ、ある。